2022 | 07.22 | FRI
トマトを育てるという
キャンパスでの働き方

〈the campus〉の敷地内には、野菜を育てるビニールハウスが白い家の裏手にあります。ここでハウス栽培しているのがトマトです。

昨年までは地植えしていましたが、ハウス栽培になったことでより色や形がきれいなトマトを生産できるようになりました。水分量も抑えられるため糖度も高くなります。

品種も多様で、大玉から小玉までサイズもさまざまです。大玉は昔ながらの品種で薄皮の「サターン」と「Mr.浅野のけっさく」の2種、中玉は糖度が高く高級な「フルティカ」、小玉は紫色になる「トスカーナバイオレット」やハート型の「トマトベリー」、細長くて食べ応えのある「キャンディドロップ」、「プチぷよ」の4種。

これらの中から、料理に合ったトマトを白い家のシェフが選んで使っています。白い家で食事をする際はトマトにも注目してみてくださいね。

栽培は〈the campus〉の園芸担当者がすべて管理しています。水やりをはじめ、栄養を実に集めるためにわき芽を取り除いたり、有機肥料をまいたりとこまめに手入れしています。トマトの苗がどこまで伸びるかも実験中とのことで、いずれ果樹のようなトマトがずらっと並んだ新感覚の農園ができるかもしれません。そして、彼女がトマト栽培をはじめたのはキャンパスに入ってからだとか。

「自分がいかに楽しく作業できるかが大事だと思っています。『農業ではない、園芸である』と思ってやっています。農業は難しいイメージがありますけど、園芸だと思えば取り組みやすくなりますね」

キャンパスでの「仕事」は無限にあります。そして仕事は日々増え続けているのです。今度訪れた際はぜひトマトハウスを覗いてみてください!