うるおい春夏秋冬のそら豆を使った
豆板醤仕込み会
豆板醤仕込み会
シェアキッチンとしても利用できる白い家。6月に開催されたスパイスの試食会に続いて、7月は豆板醤の仕込み会が行われました。
豆板醤の仕込み会を開いたのは北上市内で野菜農園を営むうるおい春夏秋冬。宮城県蔵王町で地元の野菜や果物などを使いながら、台湾料理を提供する〈台湾喫茶 慢瑤茶〉のオーナーシェフ佐藤雅宣さんを講師に、うるおい春夏秋冬で採れたそら豆を使って、参加者が自家製の豆板醤を作りました。
仕込み会には、県内各地から10人の参加者が集まりました。まずはうるおい春夏秋冬からそら豆の栽培方法や歴史、講師の佐藤さんから発酵と醤の仕込み方法やノウハウを説明。そら豆や豆板醤についての理解を深めたあとで仕込みがスタート。
そら豆に佐藤さんが調合したその年のスパイスやハーブを混ぜながら、豆板醤を作っていきます。
豆板醤の仕込みを終えた後は、佐藤さんが作った豆板醤を使った料理を囲んでみんなでランチ。実際に料理を食べることで、豆板醤の幅広い使い方を学びました。
今回の仕込み会を主催したうるおい春夏秋冬のモットーは「食の楽しさを 人生に彩りを」。これまで馴染みの少ない野菜が食卓に上がることで、より食の楽しさや彩りを感じてもらおうと、年間約80種類の野菜の栽培や産直での販売を行っています。細田さんは言います。
「その想いからつくっている野菜のひとつが、そら豆。今後も豆板醤仕込み会だけでなく、食に興味のある人の好奇心をくすぐるような提案を続けていきたいと思っています」
今後も、農作物を使った調味料作りなどのイベントを企画してくれるそう。気になるものがあれば気軽に参加してみてください。シェアキッチンなどの利用に興味がある方は、〈the campus〉までお問い合わせください。