2025 | 01.31 | FRI
“暖かい”冬キャンプで身も心も整う
雪中キャンプの季節がやってきた!

1月に入ってようやく雪が積もり始め、岩手の冬も本格的に。今年の〈the campus〉は冬も営業しているので、この季節ならではの雪中キャンプを楽しむことができます。冬キャンプの様子をレポートしたいと思います。

車を駐車場に止めたあと、荷物をソリへ。ふかふかの雪を踏みしめながら、ソリを引っ張り、フリーサイトに向かう。ツンとした寒さと、澄んだ空気が気持ちいい。

サイトに到着したら、早速テントの設営を開始!踏み固めた雪にペグをしっかりと打ち込みながら、いつもより丁寧に組み立てていく。白銀の世界が広がる景色の中に、自分たちの拠点が完成すると、なんとも言えない達成感が。思わずダウンを脱いでしまうほど、動いているうちに身体はすっかりポカポカになってきた。

設営が終わったあとは、待ちに待った焚き火の時間。寒い冬に外で過ごす、気持ちのいい環境をつくれるのは、焚き火があるからこそ。この季節の〈the campus〉には、さまざまな種類の薪が。まずは、火力の強い杉で火をつける。着火剤に使うのは、フリーサイトの奥にある森で拾った枝木や松ぼっくり。

火がついたら、りんごやナラの木の薪を投入。りんごの木の薪は、りんご農家が多い、この地域だから手に入るもの。果実の木は、中までぎっしり詰まっているので、火力が強く、火持ちもいいのが特徴。パチパチと弾ける音が心地よく響き、薪からは少し甘い香りが漂ってきた。

炎のゆらめきを眺めながら、冷えた指先を温め、湯気の立つ温かい飲み物をすする。あたり一面を雪が覆う静かな環境の中で、焚き火のぬくもりが身体も心もじんわりとあたためてくれる。

雪が降り積もる環境を、存分に楽しめる雪中キャンプ。初めての人でわからないことは、〈the campus〉のスタッフに訊ねてみて。“暖かい”冬のキャンプで身も心も整うでしょう。